春の勉強会を開催しました。

麗らかな春の陽気に恵まれた3月20日(月)、

両国シティコアにて春の勉強会が開催されました。

 

メインのテーマは、

『症例プロジェクトモニタートリートメント結果報告』。

このプロジェクトのテーマである「慢性疼痛」に関して、東京医療保健大学講師の駿河絵里子先生(ベイリー7期生)の講義で痛みについての理解を深め、プロジェクトのメンバーより、このプロジェクトの症例の中で最も数が多かった「生理痛についての統計分析の結果を報告していただきました。

 

駿河先生、プロジェクトメンバーの皆さま、お忙しい中この日のために準備を重ねていただきありがとうございました。

 

 

終了後にいただいた参加者のアンケートにも「準備が大変だったことと思います。」という感謝の言葉が多くみられました。

 

このプロジェクトは2012年の夏にスタートし、参加セラピストが、1回1回の施術について、簡易型マギル痛み質問表やVASといった方法で痛みやリラックス度を計測してきましたが、今回は、初めてこれらを統計分析し、発表したものです。

 

症例を提出したセラピストや、現在もトリートメントを継続して行っているセラピストのみならず、地方からも参加があり、このプロジェクトへの関心の高さが伺えました。

 

 

 

 

作成されたグラフには想定していたようなきれいなラインは描かれませんでしたが、(生理痛がある時ばかりにトリートメントをするわけではないので、痛みのデータが取りにくいのです。)モニター12人中5人が、リフレクソロジーを受けていた期間中は鎮痛薬を服用せずに済んだという結果は、私たちセラピストの大きな自信に繋がりました。

 

今後もこのプロジェクトでは、生理痛以外の「慢性疼痛」についても検証し続け、データがまとまり次第このような発表の機会を作っていきます。

 

 

症例プロジェクトにご興味のある方は当協会までご連絡ください。

 

午後からは、会員の方からリクエストをいただき、

まずは牧野会長による施術のデモンストレーションが行われました。

 

穏やかなリラクセーション音楽が流れる中、食後にもかかわらず、眠くなることなく真剣に会長の手元を凝視し続ける40分間。

 

 「大変有意義な時間だった」という感想をいただきました。

 

そして最後は恒例となった「相モデルによるリフレクソロジー実技」。

 

あちらこちらから穏やかな寝息が聞こえ、参加者一同が、安らぎと和みの時間を過ごしました。

毎回「やっぱりリフレクソロジーっていいですね!」と改めておっしゃる方がいらっしゃる復習会。

 

 

お久しぶりの方も、どうぞお気軽にご参加ください。