12月1日(土)、『冬の勉強会』が開催されました。
対人援助者のためのメソッド『ユマニチュード』については、
講師の駿河絵理子先生の解説の元DVDを鑑賞し、その理解を深めました。
日本人に不足しがちなスキンシップや、
言葉や態度によって愛情と
“大切に思っているということ”を伝えるこの方法には、
高齢者の介護だけでなく、
日常生活においても役立つ心得やテクニックが詰まっていました。
またDVDでは、数々の実例が紹介されていました。
お昼を挟んで、午後は、
乳腺外科外来でリフレクソロジーのトリートメントを行っていた伊藤氏と、
牧野会長の対談を。
参加者から質問が飛び、リフレクソロジストとして興味深い事例や、
クリニックにおいてのトリートメントの具体的な状況(どんなところでどんな風に行っていたのか、患者さんとのコミュニケーションはどうとったのか、医師との関係は?などなど)をお伝えいただいて、
セラピストとしてできることは何なのか、何を求められているのかを、
参加者がそれぞれ感じ取り、考える、貴重な機会をいただきました。
がん患者支援のチャリティイベント『リレーフォーライフ』への参加報告は、
大分での、患者さんとそのご家族、
そして医療者との感動的な触れ合いや大切な思い出話をシェアしていただき、
リフレクソロジーがいろいろな立場の方々の支えや喜びになったことを
大変嬉しく思いました。
協会として、恒例となっているさいたまでの活動はもちろんのこと、
それ以外の場所での会員の活動を支援していきたいと考えています。
ご興味がある方はご相談ください。
最後は手技復習会で、技術の再確認。
人間の記憶というのは頼りにならないものです。
せっかく習った技術を役立て、高めていくために、この機会をどうぞご活用ください。
手技の復習だけでなく、
学び始めた頃の気持ちを思い出し、初心に返れるのも有意義な、
心地よい時間です。
いつものように「リフレクソロジーって、本当に、いいですね!」と、
皆で思いを分かち合いました。
筆者も、治りかけの風邪がすっかり抜けたのか、
長時間の勉強会の後にも関わらず、いつも以上に快活に帰途につきました。
ココロもカラダも元気になれる、勉強会。
次回は3月に開催予定です。
詳細は、またこちらに掲載いたしますのでぜひご覧ください。
記:東岩