3月26日(土)に『春の勉強会』が無事開催されましたことをご報告します。
新型コロナウィルス感染症のために世界が変わり始めて2年。
感染者の方々の呼吸器系に大きな影響を及ぼしてきました。
今回はテーマを「呼吸器系の解剖生理と手技確認」とし、講師の先生方を含め19名でオンラインで集いました。
第一部の「呼吸器系の解剖生理」では、駿河絵理子先生が、呼吸器系の解剖生理と病理についてお話しくださいました。
この感染症で肺に起こった繊維化が「間質性肺炎」として生涯に渡り残り、日常生活に支障を生じうることが問題になっていますが、その間質性肺炎についても、他の肺炎との違いとともに、大変わかりやすく教えてくださいました。
共有してくださったレジュメは、呼吸に関連する骨や筋肉の図解や、わかりやすい解説などで、レジュメからでも勉強することができるように作ってくださったように思います。次号のタイムスをどうぞお楽しみに♪
次に、第二部の「呼吸器系の手技確認」。
牧野和子先生が、呼吸器系の反射区をより実践的に教えてくださいました。
フットチャートのベーシックな反射区への理解に加え、テーマに沿った、また第一部で学んだ呼吸器系とそれに関連した体の部位を踏まえた上での、より深い反射区の理解は、クライアントに寄り添う際に大きな助けとなります。
参加者の”手を動かしたい欲”が高まったことと思います!
勉強会終了後の交流会は、牧野先生から参加者一人一人にお声がけする形で進みました。
質疑応答や、皆さまの近況をお聞きすることができ、充実したひと時となりました。
前回も今回も、「カメラで手技を写すことで、牧野先生の手元をアップで見ることができ、とてもわかりやすい」との嬉しいお声を頂きました。
なかなか集ない昨今。
フルトリートメントの手技確認の需要をその場でお尋ねしましたところ、挙手してくださる方が多くいらっしゃいました。
皆さまのご要望に可能な限りお答えしたく、来年度の活動に繋げていきたいと思います。
ご協力ありがとうございました。
オミクロン株は感染が少しずつ落ち着いてきましたし、他の株に比べると比較的軽傷とのことですが、軽視できるものではありません。
この後、どのような変異株が出てくるのかわかりませんし、コロナウィルスとの共生までは時間がかかりそうです。
来年度もオンラインでの勉強会開催が続くと思われます。
今回を含め様々な反省点を整理し、Zoom招待やプログラム詳細の取得方法などを、よりシンプルなものにできないか検討しています。
至らない点もありご迷惑をお掛けしますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、どうぞご自愛いただき、お健やかにお過ごしくださいませ。
そして、次回のシンポジウム(6月予定)の際に皆さまと再会できますように!
ありがとうございました。