3月21日18名の皆さまとご一緒に『春の勉強会』を無事開催できましたのでご報告いたします。
18名の参加者でオンラインによるハンドリフレクソロジーの復習をいたしました。
ハンドリフレクソロジーは単体での施術の機会はあまり多くはないのではないかとのご配慮から、牧野会長は新旧反射区図の違いや横のラインの取り方など基礎的なの確認から始めてくださいました。
2016年にニコラ校長が「HAND REFLEXOLOGY for Practitioners」の出版の際に改定されたハンドリフレクソロジー反射区図の変更点は覚えていらっしゃいますか?
変更当時、牧野会長から資料のご提供と講義がありましたが、今回の勉強会でも改めて変更箇所を再確認するため新旧反射区を並べた資料を共有しての講義となりました。
フットもハンドも第一優先はクライアントが安楽であることですので、スクールで習ったセオリー通りの施術ができないことがあります。
そのため、右手はリクライニングチェアーに横たわっているクライアントの横から、左手はテーブルで向かい合って座った状態で、それぞれどのように施術するか実践的なテクニックを教えていただきました。
また、日頃どのようにハンドリフレを取り入れていらっしゃるか、またその際に大切にされている反射区やエクササイズについて教えていただきました。
フット→ハンドの場合は急にパッと覚醒しやすいそうですが、皆さまも同じようなご体験があるのではないでしょうか?
2時から休憩を挟んで、質疑応答や交流会を楽しみました。
新旧反射区の変更箇所の再確認、飛行機と耳管の反射区、病院ボランティアの喜びのお声や排泄と回盲弁の反射区、リウマチ患者への施術について、しゃっくりと横隔膜の反射区、疲れている人への施術について、など、参加の皆さまと情報交換することができました。
中でも、牧野会長のご質問からの所澤先生のご回答はとても勉強になりました。
ご自宅での介護を要する高齢者に施術する場合、必ず配慮しなければいけない重要なポイントを教えていただきました。牧野会長、所澤先生、貴重なお話をありがとうございました!!
今回の勉強会では、ハンドリフレクソロジーはどこでも施術がしやすく、リラックスへの導入、手と手の触れ合いからの相互作用が期待でき、クライアントの手が柔らかくなり大変喜ばれること、またセルフでも施術しやすいのが特徴であることを再確認できました。
ご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。
アンケート結果も拝見いたしました。大変勉強になります。ご協力ありがとうございました。
ハンドリフレを積極的に取り入れていきたいとの嬉しいお声や労いのメッセージなどたくさんのお声をいただきました。
また、対面や相モデルでの練習会のご希望を多数いただきましたが、本当に同感です!
オンライン勉強会では特に手技確認に高評価をいただいておりますが、来年度は対面とオンラインの同時開催を模索する1年にお付き合いいただくことになるかと思います。
今後も時勢を鑑みる必要が全くなくなる訳ではありませんが、2023年度こそ皆さまとの再会を喜びあえたらと切に願うばかりです。
最後となりましたが、今年度も皆さまには大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。来年度も引き続きよろしくお願い申し上げます。